肺炎を防ごう

 

現在日本では年間約100万人が出生し130万人が死亡します(したがって年間30万人の自然減少!)。死因は,ん ⊃澗”臓´G抉蝓´で沼潅罎僚腓2011年から肺炎が脳卒中を抜いて3位となっています。

 

嚥下(えんげと読みます)とは飲み込む作業のことです。

喉頭(声帯のあたりのこと)挙上→気管閉鎖→食道開放→食道への送り込みというごっくん動作をわずか0.8秒の間に行っています。

 

加齢によりのど仏(声帯はここについています)は、喉頭挙上筋群のゆるみ・筋力低下により下に下がります。お尻が垂れるのと同じですね。40歳台から下降は始まり2.5〜3cm下がります。これにより気管の蓋(喉頭蓋)と声帯の間に隙間が空いて閉じにくい状態となります。

さらに声帯横の喉頭のへこみ部位(梨状窩)もゆるみにより拡大し常に食べ物カスや鼻汁・唾液などがたまりやすくなります。

 

 年齢が進むと気道粘膜の繊毛運動低下により異物除去機能低下もおこりますので常に痰の絡んだ年寄りの出来上がり、ということになります。

 

誤嚥 (ごえんと読みます)とは声帯より奥の気管に飲み物・食べ物が入り込むことです。

通常は咳反射が起こるが高齢者では反射機能が低下しています。誤嚥による窒息死は年間約5000人で交通事故死より多いのです。お餅をつかえてなくなる以外にも結構亡くなっています。

  

高齢者の肺炎の70%に誤嚥が関与しているとされます。

 

誤嚥防止のためには以下のような点に留意してください

  1. 意識して飲み込む。 

ただでさえ反射機能が低下し誤嚥しやすいので、ごっくんと意識することが大切です。TVを見ながらのながら食いや早食いもお勧めしません。

  1.  カラオケで喉の筋トレをしましょう。

 特に高音域がいいといわれています。津軽海峡冬景色がいいという話があります。

  1.  おしゃべりしましょう。

女性は一般に高齢になってもおしゃべり好きなので大丈夫ですが、一人暮らしになると会派の機会が減ってしまいます。新聞の社説を毎日ゆっくり声を大きく朗読することをお勧めします。

  1. 笑いましょう。

喉や腹筋も鍛えられるし、免疫力も向上します。

  1. 歩きましょう。

体力維持も大切です。有酸素運動のため軽く汗をかくよう早歩き30分がいいです。

  1.  のど仏を挙げる筋トレをしましょう。

口を大きく横に広げ、イーという声を上げさらに顎を持ち上げるようにします。5秒間声を出し5〜10回暇な時間にやってみてください。

  1. 口腔ケアをしましょう

口の中が汚いと口内細菌が増え誤嚥の際に肺炎を起こしやすくなります。口腔内異物があると誤嚥のもとになるので食事後はお茶で口を濯ぎ、早めに歯磨きをしましょう。歯磨きは異物除去の目的が大で、歯磨き粉はあってもなくても関係ありません。

  1. 入歯はしたまま寝ましょう

よく洗った後、また口の中に入れたほうが、舌根沈下が少なく誤嚥もしにくいといわれています。

  1. 肺炎ワクチンを打とう。

高齢者肺炎の約40%が肺炎球菌を原因とするといわれています。ワクチン接種で予防できるので積極的にワクチン接種を受けてください。

 

防げる肺炎は自分で守る。これが大切です。


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