子どもの育て方を間違えた!は間違い

相変わらずインフルエンザの流行がすごい。

日本全体が過去最大の流行だって!

 

よくお母さん方が自分の子供に対して「育て方を間違えた!」と反省することがあります。

どんなに愛情をかけたつもりでも、子供は思うようには育ってくれません。

それは方法論に問題があったのではないかと多くの親御さんが悩むところです。

 

これは子供は親の育て方により大きく左右される、という一見当たり前のような前提で話が成り立っています。

フロイトにはじまる精神医学の延長から起こる子育て神話がいまなお世の中に跋扈しています。

 

この常識が実は学術論文を十分に検討すると、決してそんなことはないという学説が発表されました。

「集団社会化説」というジュディス・リッチ・ハリスという女性学者(ハーバード大学院博士課程中退で大学には属していない在野の教育研究者)による学説です。

 

かいつまんで要約すると、

子どもの性格は家庭内のものと集団のなかとは別物であり、世間で受け止められるのは後者の方である。

集団の中の性格は集団の中(=子供社会)で培われ、親が介入しようと思ってもたいていは上手くいかない。

遺伝による性格ーこれは親譲りではあるが親にはどうしようもないーはかなり大きな部分(=半分)を占める。

虐待や過度の貧困など特殊な状況を除いた現在社会では環境因子が性格に占める割合は残り半分であるが、そのうち親が左右できる割合は極めて小さい。

 

結論:あなたの性格に悪いところがあるとしても、決してそれを親のせいにしてはならない。

 

どうです、ほっとさせられる論文ですよね。


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