戸田の杜クリニック 院長&スタッフブログ

腸管免疫について

腸内には1000種類以上、何兆個もの細菌が棲んでいます。このことは前にミクロバイオームのところで書きました。 腸内細菌は腸内環境から離されると生きていけないためうまく培養できず、これまで研究が困難な分野でした。近年の遺伝子解析の技術の発展でかなり解明されつつありますが不明な点がまだまだ多いのです。 腸内細菌には人が分解できない植物繊維の消化、ある種のビタミン(ビタミンKなど)の産生などの働きがあり

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抗インフルエンザ薬

寒くなった途端に戸田ではインフルエンザが流行しだしました。早くも戸田第一小の5年では学級閉鎖になったというし。 抗インフルエンザ薬は現在、発売順にタミフル(5日間内服)、リレンザ(5日間吸入)、イナビル(1回吸入)、ゾフルーザ(1回内服)の4種類が使用可能となっています。 前の3者はインフルエンザが細胞内で増殖した後細胞外に飛び出すところでブロックしてウィルスの増殖を食い止めます。 今年発売された

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天皇杯12年ぶりに優勝

週末から冷え込みが厳しい! 極寒の埼玉スタジアムで昨夜は天皇杯決勝が行われました。風はほとんど吹いていないのにお腹と背中にホカロン張っても寒いこと寒いこと。 ゲームは宇賀神君のスーパーボレーシュートによる1点を守り抜き1-0の勝利で、わが浦和レッズは12年ぶりの優勝を飾りました。We are Reds!の歓喜の雄叫びを上げ、We are Diamondsの大合唱で1年を締めくくれることの幸せを満喫

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天皇杯決勝進出

寒暖の差が激しい。健康管理が難しい気候です。 今年の浦和レッズ、Jリーグは結局5位で終了しました。せっかく復帰した山田直輝が早々に腓骨骨折し長期離脱したので、なんとなく自分の中で盛り上がりに欠ける1年でした。ACLにも出てないし・・・ 背番号18のユニフォーム(しかも自筆サイン入り)が空振りしたシーズンでした。 そんななか最後のタイトルとなった天皇杯準決勝が鹿島スタジアムで宿敵アントラーズとの間で

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乳児のインフルエンザワクチン接種について

師走です。年々1年が早く感じるのは年配の方々が等しく感じるところでしょう。それだけ新しい経験(=時間を長く感じさせる重要な因子)が少なくなっていることなのでしょう。 とはいえ暖冬で、今一つクリスマス気分になり切れない天候です。 さて、1歳未満の乳児のインフルエンザのワクチン接種効果は、有効性が確認されず両親への接種を行うことのほうが予防効果が高いとされていたため、これまでは接種はお勧めしていません

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ウィーンフィルハーモニー管弦楽団

勤労感謝の日の午前外来を終え、芸術の秋シリーズ第2弾、サントリーホールにウィーンフィルを聴きに行ってきました。 ウィーンフィルは春にトヨタ・ウィーンマスターズで少数精鋭のメンバーが来日しましたが、フルメンバーとしては2年ぶりの公演です。指揮は2011年以来の組み合わせのフランツ・ウェルザー=メスト。今回は10日間で7公演が予定されていて、昨夜の演目はブルックナーの交響曲第5番・変ロ長調の1本でした

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感謝祭と勤労感謝の日

ようやく冬到来といった冷え込みです。とはいえ、まだ木枯らしいちばんが吹いてない。 アメリカでは感謝祭を過ぎると一気にHoliday seasonとなりクリスマスの雰囲気で盛り上がっていきます。11月の第4木曜が感謝祭にあたるので日本では23日の勤労感謝の日にほぼ相当しますね。 感謝祭は何に感謝しているのか? アメリカ(ボストンから車で2時間くらいのプリマスという町、留学中2回行きました)にイギリス

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感染防御ー特に自然免疫について

生物は細菌、真菌(カビ)、ウィルス、寄生虫などの多くの病原体から身体を守っています。一見当たり前のことですが、どのような仕組みで防御しているのかという点に関しては深く考えることはあまりないですよね。 ワクチンやはしかには二度はかからない、などで知られる獲得免疫は何となく理解しやすい感じがします。詳しい機序はさておき、その病原体を免疫細胞が覚えていて次に感染した時、あるいは接触した時に速やかにやっつ

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ブログ本の配布終了しました

日に日に寒くなってきてるとはいえ、今年の気温はまだまだぬるいですね。 8月から外来でお配りしていたブログをまとめた本は400部あったのですが先週で全部なくなりました。読んでくださった方からはいろんな反応がありました。「先生って、いつもは元気そうにしているけど満身創痍だったのね」とか「本当に浦和レッズが好きなんですね」とか「山田直輝選手への愛を感じます」とか「季節の植物のことがたくさん書いてあります

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