戸田の杜クリニック 院長&スタッフブログ

読書の秋

木々の葉も少しずつ色づき始め秋も本番といったところです。
朝、パジャマの上に防寒着を重ねないと温度差アレルギーの僕は鼻がぐしゅぐしゅになる季節になってしまいました。

僕は言わずと知れた本の虫です。活字中毒の部類に入ります。

読書のタイプとしては、①純粋に知的好奇心を満足させるもの、勉強を含む、②エンターテインメントとしてすぐれるもの、③楽しくなるもの、④SFもの、⑤読んでいると心が洗われる感じになるもの・・・などでしょうか。

同じ物語だとしたら、TV・映画で観るよりは読書する方が好きです。

僕は読んでいる最中、ほぼその画像がリアルタイムで頭の中に描かれています。つまり原作に忠実な自分だけの映画が観れているということです。

いくら有名な監督が作ったものでも、原作に全く忠実なわけではないし監督の解釈も入るわけで、僕の画像とコンフリクトしてしまうのです。別な解釈で別な感動を得られることもあるので、ダブルで見ることがいい面に働く場合もありますけどね。

戦争と平和などという登場人物が300人を超える大作になると画像はかなりいい加減になりますね。ロシア兵A,B,Cなんていう適当な姿でごまかしてしまうようです。

アレクサンドル1世やナポレオンなどという歴史上人物はすでに教科書で見たものを当てはめるので楽です。主人公?のピエール伯爵などは日本的な美男子像とはかけ離れているのでイワンのバカのような風貌が思い描かれます。トルストイ自身の投影といわれるだけにごめんなさい映像ですね。アンドレイ公爵はベルばらのフェルゼン公爵(池田利代子の漫画ですけど)と結びつきました。ピエールの妻エレンやアンドレイの妻になるマリアなどはロシア貴族の令嬢がなかなか浮かんでこないので最後までぼんやりとした姿でした。もう一人の主人公的なロストフ伯爵の娘恋多きナターシャなどは結局絵が浮かびませんでした。

読書の秋は楽しいです。