戸田の杜クリニック 院長&スタッフブログ

スギ花粉の季節

また嫌なスギ花粉の季節がやってきました。

花粉飛散開始の定義は観測板の1㎝²あたり1個以上の花粉を認めた時ですが、それ以下の濃度でも敏感な人は発症します。僕もすでに目にも鼻にも来ていて内服を始めています。

スギ花粉症という概念は僕が子どものころはありませんでした。春季カタル(鼻がぐじゅぐじゅすること)という病態はあったのですが原因は不明でした。
13㎞の自転車通学をしているのでスギ飛散の状況はわかります。多い時は水たまり表面やや車のボンネットがうっすら花粉で黄色くなるのですから。

でも目がしばして、鼻がぐじゅぐじゅすることとスギとの関連はまだ未解明の時代でした。スギ花粉症という診断が確立されたのは大学生時代、1980年代になってからです。

悪いことに僕はダニ・カビアレルギーも持っています。当時の我が家はところどころ修復していたとはいえ基本骨格はすでに150年を超えていました。屋根裏や納戸などはとんでもないことになっていたわけです。納戸はその後改修されて僕の部屋になったわけですが、家の一番北向きの寒いところです。

僕は信用がなく炬燵以外の暖房が禁止されていたので、この時期の朝はなんと室温が氷点下!になることがしばしばでした。顔まで布団にうずめないと寒くて寝ていられないし、起きるのもつらかったですね。

その部屋も一昨年再度回収されたのですが、僕の部屋の屋根裏のカビが家じゅうで一番すごかったようです。どうりで受験勉強中の高校生時期は1年中鼻閉で頭がぼーっとしてティッシュペーパーが手放せなかったわけです。

納戸といえば、とても古い鎧兜が鎮座していて、きっと大坂夏の陣に行ったときにご先祖様が着ていたんだろうなと思えるような迫力がありました。今は処分してもうありません。

スギ・ダニはいまは免疫舌下療法というものがあり、錠剤を毎日1錠舌下内服することで2-3年でほとんどの人が症状がなくなったり半減したりします。僕もやりたいのですが耳鼻科に通う時間がなくなかなか始められていません。

GWの連休まで憂鬱な数か月が続きます。