戸田の杜クリニック 院長&スタッフブログ

お盆休み

お盆休みを1週間しっかりと取らせていただきました。

ここ数か月コロナ禍で心身(特に心)ともに疲弊していたのでいい休養になりました。

医療現場の仕事そのものは、受診控えで来院数が30%減ったので診療に費やす体力的には全然平気だったのですが、患者さんが来ないというストレスは大変なものでした。

そのうえ、一人コロナ疑いの方が来院すると他の方との導線を分けるためさらに患者数を減らさないといけなくなるし、その前後の防護服や器具、部屋の消毒も大変です。

そういったコロナ関連に費やすストレスや売り上げ減少に伴う固定費の支払いのための各種融資の手続き(安定経営から一瞬にして数千万の大借金王に格下げになりました)などに心のエネルギーを吸い取られた気分です。

ましてや自分が感染したらクリニックは終わりだろうし・・・

お盆中は猛暑でしたね。ほぼ40℃に近づく日の連続でした。ここはインドか?

猛暑の中のマスクはまさに命がけです。日本では空気を読むという同調圧力が相当強く働くため、誰もいない中をマスクして歩き熱中症にかかるという笑えない事案が少なからず起きています。皆さんには「無症状で感染しているかもしれない人が他の人に感染させないためのマスクなのだからソーシャルディスタンスが保たれている外の空間ではマスクは外してください。」とお願いしています。

コロナの怖さはこの無症状でも感染させてしまうことにあるといってもいいでしょう。また発症2日前くらいからすでに感染力があるということもわかってきており、制御の難しさを増していますね。感染ルートが不明なことが最多であることやルートが判明しているなかでは今では家族内感染が一番になっていることがそれを物語っています。

コロナ感染そのものの死亡率はPCR検査がかなり容易にできるようになってきたことで、当初の予想通り2%程度まで低下してきました。それでも通常のインフルエンザよりは高率ではありますが、インフルはワクチンや特効薬のある病気ですからね。

現在の保険制度ではコロナの検査は通常のクリニックではインフルエンザとは同時にはできないのではやく感染症法や運用方法を国会で審議してくれないとこの冬は本当の医療崩壊が待っています。一体政府は何で国会閉じているんだ?

今日はコロナ禍時期での日本のGDPが年率換算で約30%減という政府からの報告がありました。30%減というのは医療現場で感じる現象と全く同じです。今後、相当多くの業種で影響が続き、企業の倒産が続出するものと予想されます。これまででも500万人の失業者がでているのにさらに倍増するような恐ろしい近未来が迫ってきているように感じます。どのように乗り切るかに今のところ正解は見えてこない現況に心を痛めますが、僕には今はここで自分のできることで社会に奉仕するしかないのかなと思っています。